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タイ映画の話題作「七人のマッハ!!!!!!!」の試写会に行って参りました。
この作品は「マッハ!」の製作チームによる最新作となり、
今回は、前作「マッハ!」をさらに上回る、危険度最高レベルのアクション満載、
もちろんワイヤー無し、CG無し、スタント代役無しの暴走戦闘アクション映画に見事に仕上がっております。
ストーリーは、タイを代表する7人のスポーツ選手達が、慰問の為にタイ北部に在るとある貧しい村ファトンを訪れたところ、
ここについ数日前逮捕された麻薬密売組織の親玉ヤン将軍を奪還するためにゲリラがやって来て村人を殺戮し、
なんとバンコクに向けて核ミサイルまで設置して占拠。
生き残った村人達とスポーツ選手達は、国を救う為に力を合わせてゲリラに立ち向かうという話です。
さて、出だしから例の「追っかけシーン」で始まる息付く暇もない連続のアクションには、
かなり無茶をした危険なスタントが多く、正直観ていてヒヤヒヤさせられました。
この辺は、過剰なサービス当たり前のタイらしいところでしょうか。
スクリーンからもスッタッフ達がそれを嬉々として楽しんで撮影している感が伝わってます。
(因みにタイでは普通にタクシーに乗っていても無茶な運転にヒヤヒヤさせられます。)
また役柄のスポーツ選手達は、実は、ムエタイ、セパタクロー、体操、サッカー、ラグビー等、
それぞれがタイを代表する本物のアスリート達で、当然役者としては素人のはずですが、演技にも全くぎこちなさを感じさせず、
この辺もタイ人のノリの良さを感じさせてくれます。
もちろん、彼らの持ち前の技を生かしたギミック満載の戦闘シーンも実に魅力的で、この辺もメインの見所となっております。
ところでこの映画、原題は「Born to fight」と言うのだそうです。
劇中で、僧侶も含めた村人達が次々と撃たれるシーンには、
まるでチベットのジェノサイドを連想させ、観ていて怒りが込み上げてきますが、
心優しい村人達がその悲しみを乗り越え、またタイ国歌やコインに刻まれた国王のレリーフに勇気を得て発憤し、
猛然とゲリラに立ち向かう姿には、こちら側も思わず全身でエキサイトしてしまいます。
またタイ人の現国王への敬愛心、仏教への信仰心、
そしてタイという国が歴史上、数々の危機に見舞われながらもそれを乗り越え独立を維持してきた事、その事に
タイ人達がとても誇りを持っていることが実によく表れていて興味深く思います。
タイ映画を観ていつも思うのは、彼らが一本一本を楽しみながら、そして丁寧に愛情と情熱を込めて作っていることです。
(この辺が機械的、職能的にシステム化されすぎた最近のハリウッド映画には無い面白さなのでしょう。)
もちろんこの「七人のマッハ!!!!!!!」もたっぷりの愛情と情熱が込めて作られていて、
オープニングからエンディングまでマックスで楽しめる極上のエンターテイメント作品となっております。
日頃の悩みや憂さを吹き飛ばすには、絶対お薦めの映画ですので、宜しかったら是非是非御覧になって下さい!
(ルナルナ 中澤)
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